英語加速学習セミナーを終えて
先週の土曜日、英語速習セミナーを行いました。
かなり盛り上がり、時間を大幅に過ぎての終了となったのですが、その中で話題に上がった1つに、日本人はネイティブ以上に早く英語を話しているということでした。
そうなのです。
なぜか、日本人はかなりの高スピードで英語を話す癖があります。
そのために、ただでさえ、抑揚のない英語がより棒読みになってしまいます。そして、そのことがさらに海外の人たちの日本人の英語を聞こえにくくしています。
ところが、英語は実のところ、それほど速いスピードで話す言語ではありません。(もちろん、ニューヨーカーなど、非常に速い地域もありますが)
その理由は、英語は日本語では想像ができないほど、口&顔の筋肉を動さなければきちんとした音にならない言語だからです。
それをやろうとすると、それほど速くは話せないのです。
(参加者の方も、口の筋肉の動かし方に注目して英語を読んでみて、このことに納得されていました)
そのため、今回のセミナーにおいて重要視したのは、ちゃんと顔と口の筋肉を使って「子音」を発音することでした。
その理由の1つには、上記の感覚をつかんでもらうということもありましたが、実はその裏には、正しい子音が発音できるようになると、英語が聞こえる耳が作られるからという理由もありました。
(脳は自分が発音している音なのに聞こえないと悔しくなります。そのため、日本人には聞こえなくなってしまっている子音を聞こうと必死になり、英語が聞こえる耳が作られます)
次にポイントにしたのは、会話、つまり口語においては今までの英語教育を忘れるということでした。
会話の中においては、英文法が成立していなくてもコミュニケーションは成立するのです。
逆にそのほうが成立するのです。
例えば、日本語でいう「必要?」「ううん、いらない」と言ったような場合、「No need?」「No need.」これで成立するのです。(No needはシンガポール、香港特有のいい方ですが、欧米人の人でも「Need it?」「No.」ぐらいになります)
これを日本人はつい「Do you need it?」と聞かなければいけないと考えてしまうため、とっさのときの英語が口をついて出てきません。
文章は必要ないのです。
(最近の傾向ですが、メールなどでは、主語がわかっている場合、動詞/助動詞から文章が始まることが多くなっています)
あっという間の数時間でしたが、セミナーの最後には、オバマ大統領やスティーブ・ジョブズ、ブルース・リーなどなど、様々な人たちのスピーチを聞き、今回のセミナーのキーとなる「子音」がどのように発音されているかを確認し、終了しました。
(この頃には、早い英語でも子音が聞き取れるところにまでになっていました)
英語を自由に使えるようになるためのポイントはいくつかありますが、これからは正しい努力をして、越えられそうにもなかった壁を難なく越えていきましょう
中学から始めて20年、30年。
これまでの努力を、あっという間に実らせましょう!
― 次回 英語加速学習セミナー予定 ―
【日時】 9月26日(土) 13:00〜16:00
【場所】 IECs (港区芝3-16-11 3F)
【受講料】12,000円(税込)
【持ち物】筆記用具
【コンテンツ】英語速習に必要な「子音」を身に着け、最終的に英語を話せない壁を乗り越える。
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