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「腑に落ちる」瞬間とは パート1

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腑に落ちる瞬間とは、フレームまたは系が閉じた瞬間のことを意味するのだということを最近、感覚(体感)を持って理解したところです。

 

実は、この「感覚を持って」ということが非常に重要で、人は言葉で理解していても、体感を伴った理解をしない限り、真の理解を得ることはできないということです。

 

私がこのことを理解するにあたって大切な経験があります。

それは、既に30年を経ようとする友人と20年以上前に会話していた時のことです。

友人が「お前の言うことは、言葉としては理解するけど、わからない」と言いだしたのです

その時、ひどくショックを受けたのを覚えています。(さすがにもう覚えている程度で、その時のように痛みを伴って思い出すことはありませんが)

 

それから20数年を経て、その時、友人が何を言いたかったのかという現象を理解したところです。

つまり、友人は言葉という記号はインプットされるものの、それが自分の持つ経験値の中の意味と結びつかなかったということだったのです。

(例えば、love=愛ということは言葉でわかっても、恋愛をしたことがない人にはその本当の意味が分からないというような感じです)

 

その原因は、そこに経験値がなかったからです。

人にとって経験値というものは、人格を形成するうえで非常に重要な構成要素です。

なぜなら、経験を通じて、初めて人の脳はそのことに対する計算を始めます。

そして、自分なりの計算結果をはじき出します。(この時の計算結果は、学校で教わるような1つの解答に限りません。答えは無数にあるのです)

そして、1つのフレーム、系を形成するのです。

 

そして、この脳が丁度計算を終えた瞬間が、俗にいう「腑に落ちる」瞬間だと思っています。

では、この腑に落ちる瞬間をどう作ればいいのか?

少し長くなりそうなので、この続きはパート2に回そうと思います。

 

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