IECs

国際イベント、グローバル・コミュニケーション・コーチングのことならアイイーシーエス

ブログ

ブログ

英語脳は、ゴールありきから始まる?!

| コメント(0) | トラックバック(0)

これも先日の「日本語脳をいかに英語のロジック脳に変換するか」で出た話なのですが、究極な言い方をすると、日本語は最終ゴール地点を明確に決めないで、話しながら着地点を見つけていく言語。

英語は話すためのゴールありきで、その設定したゴールに対して、それをゲットするための論拠/根拠をきちんと組み立てていく、というか、子供のころからそれを訓練させられている(論拠、根拠が甘いと、両親に穴をつつかれて、結局、自分のやりたいことをやれないから、子供は必死になって、なんとか親を納得させるための話し方を理屈を考えるわけですね)というのが、英語をベースにした国々によくみられる傾向です。

 

状況説明では、親は納得しないのです。

だから、最初に自分が何をしたいのかを主張するのです。

ゴールありきです。

そこから先はいかに親よりも優れたロジックを展開できるかです。

 

とここまで書いてきて、気が付きませんか?

日本語の場合、やりたいことはありますが、まず、周りの空気を読みます。(まぁ、顔色を読むと言ってもいいかもしれません)

で、状況説明から始めます。

途中、顔色と空気感を読みながら、これは分が悪いぞとわかるとゴールとは異なるところに持っていく。

実はこれが日本語の持っている長所でもあり、短所でもあるというところです。

英語圏で生まれ育った人からすれば、A地点に向かう!と話されていたはずなのに、いつまでたってもA地点に向かわない話をされても困るというところです。

結果、何を話したかったんだろうと。

 

ただ、やはり既に黒船は日本国内に上陸しているのです。

グローバル化はすでに国内で始まっているのです。

対外国の人と早急にコミュニケーションを持たなければならないということです。

であれば、多勢に無勢(日本の人口は約1.2億人。海外の人たちは64億人。勝ち目なしです)、器用な日本人がカメレオンのごとく対応するべきです。

 

ただ、いずれにしろ、日本の人は、話す前に何について話すべきかということを、一瞬のうちに捕まえて話し出す訓練はした方がいいですね。

まずはそれがグローバル対応の一歩のように思います。

 

【関連文献】

世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法 斉藤 淳著

http://amzn.to/1tEipk3

 

苫米地式 超光速コミュニケーション術 一瞬で伝わる・動かす・ともに幸せになる 苫米地 英人著

http://amzn.to/YY4MBX

コメントする
 
トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.iecs.co.jp/mt/mt-tb.cgi/31